水原への旅行で、観光とマーケティングについて一つ二つ学んだ気がします。韓国でSNSを使ってる人なら誰でもそうだと思いますが、水原の新しい図書館の動画リールにめっちゃハマりました。本屋で何日も過ごせるくらい本が大好きな私としては、この図書館は絶対に見なきゃって思ったんです。遠くに住んでるけど、ソウルへの5日間の旅行で1日だけ自由な日があったので、ついに訪れる絶好のチャンスでした。
水原に詳しくない人のために言うと、水原はソウルと地下鉄でつながっています。出発地にもよりますが、だいたい1時間くらいで着きます。1号線で行くか、4号線で金井駅まで行って1号線に乗り換えることもできますよ。
水原スターフィールド図書館:話題に値する?
図書館に行くには、花西駅で降ります。地下道を通って道路を渡り、信号でもう一つ通りを渡ると、地下道を出てすぐに目に入るスターフィールドモールに着きます。図書館はモールの4階にあります。


SNSで話題の動画を見た人なら、図書館はちょっと期待はずれに感じるかもしれません。動画が実際より良く見せてるわけじゃなくて、見たもの以上に特別な何かがあるわけじゃないんです。それでも、めっちゃ素敵でインスタ映えするスポットだし、ショッピングの合間に休憩するには最高。もしそれが目的ならね。
私みたいに韓国語がまだペラペラじゃない人は、英語の本が全然ないことにガッカリするかもしれません。雑誌が少しあるだけ。でも、本を探すパソコン近くに割引クーポンがあって、同じ階にある永豊書店で5%オフになるんです。そこにも英語の本はないけどね。
コーナーストーンカフェ
図書館を見た後、近くの華城行宮を散策したかったんです。ネイバーマップで、城壁の裏にたくさんカフェやレストランがあるのに気づきました。まだコーヒーを飲んでなかったから、いいカフェを探してみようと。いつものやり方で、適当にカフェをクリックして、いい写真が見つかるまで探しました。スターフィールドモールからタクシーに乗って、最初に目についたカフェ、コーナーストーンカフェに行ってみました。
この時代に本当の「隠れ家的スポット」を見つけるのは珍しいけど、このカフェはまさにそんな感じでした。名前の通り、路地の奥の角にひっそりとあって、通り道にはちょっと派手な韓屋スタイルのハンバーガー屋さんが人気っぽく見えました。普段は政府の介入とか好きじゃないけど、派手な韓屋は禁止にしてほしいなって思うくらい。



カフェは小さくて居心地がいい感じ。めっちゃ混んでたから、人のプライバシーを邪魔せずに写真を撮るのは難しかったけど、なんとか撮った数枚の写真は雰囲気をちゃんと伝えてくれています。カップルや友達同士がコーヒーを飲みながら楽しそうに話してる光景を想像してみてください。メニューはかなりユニークで、4つのシグネチャーコーヒーの中から選ぶのがおすすめ。私はプレッツェルラテを飲んだけど、めっちゃ美味しかった! あと、オレオチュロスもあって、ランチ直後なのに我慢できず注文しちゃいました。
水原華城行宮
コーヒーブレイクの後、水原華城行宮に向かって歩きました。この辺りの雰囲気は、釜山の海雲台にあるヘリダンギルにちょっと似てるけど、もっと広くて、また時間があるときに絶対戻ってきたいなって思いました。
華城行宮はユネスコ世界遺産に登録されています。伝統的な韓国建築と先進的な軍事技術がユニークに融合した場所です。朝鮮時代に、戦略的な都市を作るという大きなビジョンの一部として建てられました。


5.7キロの城壁を歩いて、4つの門—長安門(一番大きい)、八達門、花西門、蒼龍門—を見ることができます。時間も限られてたし、めっちゃ暑かったから、花西門の周りを1キロくらい歩いただけだけど、それでもめっちゃ素敵な写真を撮れました。特に、城が背景の街並みと溶け合ってる感じがすごく気に入りました。
水原に、たとえ半日だけでも行けてよかったなって思います。図書館は確かにちょっと過大評価されてるけど、街のあちこちで見た景色は期待以上でした。ここで観光とマーケティングの教訓を得た気がします。街に必要なのは、観光客を引きつけるバズる動画が1本だけ。それさえあれば、訪れた人たちは残りの時間をその街の本当の魅力を見つけるために過ごしてくれるんです。